蝉 (1973年) 2008年、8月の楽曲紹介。蝉 (1973年) 夏風そそぐ 木立に座り 飛まつを拭い 耳を澄ますと そのままスーッと 吸い込まれるように 幼い頃が 目に浮かぶ 蝉の声 川音も遠く 青葉に閉ざされ 振り向いただけで 静けさが深まる 樹木に耳を 眼を見張り 見えた青い 生命が 蝉の羽化 七年の沈黙を 脱ぎ捨てて今 真っ只中の 夏を歌う まるで煮えたぎる 生命を 声に託した 挽歌 蝉の声 Am から C の繰り返しで、後半に C から Am に変わります。 同じコードを変えただけで、ガラリと雰囲気が違います。 批評、感想、酷評は任せます。 |